三重県いなべ市ないで、ご新築地に透水コンクリートを打設した施工事例です。
外構プランの際には、雨が降ったときに敷地が水たまりでいっぱいにならないよう、雨水の流し先を考えてプランニングを行います。
敷地の状態(強度や排水)にもよりますが、雨水を排水する経路がなかったり、勾配がうまく取れないとなると
「透水コンクリート」を打設する方法を検討頂くこともあります。
今回の施工例では、敷地内の排水処理を上げるため、土間コンクリートを打設する代わりに、「透水コンクリート」を打設し、
表面に水たまりが出来ずに雨水を地面に処理する施工を採用頂きました。
玄関ドアから、近い場所で、車の乗り入れがない部分に透水コンクリートを打設しています。
「透水コンクリート」とは、コンクリートの材料は粒の荒い砂利(骨材)が大半を占め、その隙間をセメントペースト(つなぎの役目)で固めるもので、隙間の多い地面となります。地面の雨水は鏡面にたまらず、透水コンクリートの隙間に浸透していくので、水たまりができにくくなります。
隙間に入り込んだ雨水はそのまま透水コンクリート内部で保水されますので、夏には打ち水した時と同じように、徐々にコンクリート内部の水分が蒸発し地面温度を下げてくれるので地球にやさしい、とも言えます。
表面の凹凸は、滑り止めの効果もあるので、ひとが歩く場所での施工には向いていると思います。
通常は必ず水勾配を考慮して道路側や排水したい方向へ雨水が流れるように傾斜をつけてコンクリートを打つところ、透水コンクリートではその必要性はなくなります。
また、コンクリートが固まるまで複数回に分けて金鏝で表面をなでる工程もありません。
完成までの時間が短縮されます。
ただし、メリットがあればデメリットもあります。
通常のコンクリートに比べて隙間が多い構造物であるため、強度が落ちてしまう点と、土間コンクリートに比べて工事費用はかかります。
広い面積でも車両が頻繁に出入りする場所では、慎重に検討された方が良いと思います。
排水経路や使用する施主様の動線などを十分に計画段階でお打合せさせていただきたいと思います。
カーポート︓[サンアイ]折板カーポート ペフ無し
柱3000 カットあり
屋根材/シルバー 柱・破風/サングレー
ソフトな目隠しとなっている玄関ドア前の角柱ポール。
水たまりの心配がなく足元も滑らない透水コンクリートの地面。
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