こんにちは！

ウィステリアのスタッフです。

 

今年も台風日本上陸のニュースを見かけるようになりましたね。

三重県もそろそろ台風の接近が多くなる時期がやって来ます。

ご自宅のお庭やエクステリアの台風に対する備えはお済みでしょうか。台風対策の準備をしておかないとご自宅はもちろんのこと、近隣の方にも被害が及ぶ可能性もあります。後から大きな被害を伴うトラブルにならないようにしっかりと準備をしておきましょう。

 

今回は、台風が来る前と通過後にどのような対策をしたら良いのか、ご紹介します。

 

 

台風到来前

◇カーポート

カーポートは、風の影響を受けやすいアイテムです。屋根材のポリカーボネート板は、穴を空けると割れやすい素材の為、あえてはめ込む構造になっております。その為、強風にあおられると飛びやすいように作られています。

柱が片側支持タイプのカーポートは、オプションの着脱式サポート柱があります。台風到来前にあらかじめ装着しておきましょう。オプションのサポート柱は、後からでも工事可能ですので、是非ご検討してみてください。

 

◇門扉

扉をしっかり締めた状態にし、強風により開かないように鍵をかけましょう。また、落とし棒がある場合は、落とし棒でしっかりと固定しておきましょう。

 

◇伸縮門扉（アコーディオン門扉）

伸縮門扉は、たたんだ状態にして、紐で縛りましょう。落とし棒がある場合は、落とし棒でしっかりと固定しておきましょう。

 

◇跳ね上げ門扉（オーバードア）

跳ね上げ門扉は、扉を降ろしてアームのところにロックをかけておきましょう。電動タイプの跳ね上げ門扉の場合は、停電時に動かなくなっている恐れがあります。停電時に動かしたい場合は、手動に切り替え、ロックを行ってから作業を行いましょう。手動切り替えを行わないで開け閉めすると、最悪の場合、駆動部の故障に繋がります。急に扉が降りてきて、事故につながる恐れもあるため、ご注意ください。詳しい対処の仕方は、メーカーごとの取扱説明書にしたがって行いましょう。

 

◇テラス、ガーデンルーム

テラスを物干し場として使用している場合、竿などが飛ぶ可能性があります。物干し竿を下ろし、柱取付タイプは竿掛けを下げましょう。上下式、取外しタイプは竿掛けを外しましょう。

ガーデンルームは、強風で、折戸などが開いてしまう可能性があるので、窓、戸を閉めて、鍵を掛けましょう。

 

◇オーニング

オーニングは強風にあおられる可能性があるので、たたんでおきましょう。

 

◇物置

物置は、扉が開く可能性があるので、必ず鍵を閉めておきましょう。また、強風で物置が倒れる場合があります。物置の中に重いものを下に入れておくことで重心が下がるため、物置が安定します。

 

◇鉢植え、ベランダの荷物

鉢などを置いている場合、飛んでしまったり、倒れてしまって鉢が割れてしまう可能性があるので、室内にしまいましょう。どうしても室内にしまえない物は、できるだけ風の影響を受けないようにすることと、もし風にあたっても飛んでいかない工夫が重要になります。なるべく風が当たらない場所を選んで軒下などに移動させたり、物置にしまったり、玄関の空いたスペースなどに入れておきましょう。大きくて移動が大変な鉢などはその場に倒して風の影響を受けないようにしたり、鉢同士を縛っておくことも飛散防止の対策になります。

 

 

台風通過後

◇植栽

多くの植物は、潮水には弱いため、台風通過後に葉っぱにダメージが起きてしまう可能性があります。台風通過後は、必ず植木にも水をかけて塩分を洗い流していきましょう。モミジは潮水のダメージを受けやすい植物です。一度ダメージを受けた葉は元には戻りません。落葉後、来年の新緑まで待ちましょう。

 

◇ステンレス

ステンレスと潮がくっついてしまうとさびが発生してしまうので、台風通過後にはステンレス部分を水洗いしましょう。台風は潮風と一緒に上陸し、雨も潮水が含まれています。エクステリアに使用しているステンレスは、さびやすい傾向があるので早めの対策が重要です。既にサビが発生してしまった場合は、ホームセンターなどでサビ取りシートを買ってきて、落としてください。その際、サビ取りシートは酸が入っているので、ゴム手袋を付けて作業することをおすすめします。使い終わった後は必ず水洗いをしましょう。

 

 

台風接近のニュースを見ると、食料品の買い足しや雨戸やシャッターを閉めたり、お家の台風養生を真っ先にすると思いますが、意外と見落としがちなエクステリア部分。しっかりと対策を行っていないと後から高額な修理費用がかかる可能性があります。自分でできる台風対策はしっかりと行い、台風通過後にも壊れた部分はないか、再度確認しておきましょう。