みなさんは外構工事の「先行工事」をご存じでしょうか。
外構工事には大きく分けて「先行工事」と「仕上げ工事」があります。
今回は、その「先行工事」について説明していきましょう!
「先行工事」は、建築工事の前に行う工事となり
大切な建物の土台を整え、つくっていく工事となります。
その内容や流れを簡単にご紹介しますね ♪
敷地を明示したり、土を止めておくための構造物をつくる。
(コンクリートブロックを積んだり、地先ブロックを並べたり…)
土を運び込み現状よりも地盤を高くしていくことを「盛土」、
逆に現状よりも地盤を下げるために掘削し運び出すことを「切土」と言います。
実際にウィステリアによる先行工事の施工の風景もご覧いただきましょう!
↑この写真は、まず敷地に沿ってブロックを積むための最初の作業工程として
掘削を行っています。
この後、この掘削した中に砕石を敷き、鉄筋を組み、コンクリートを流し込み
ブロックを積み上げていくための土台となるベースコンクリートを作ります ♪
①掘削後、基礎砕石工(砕石を敷き均し締め固めます)
②鉄筋を組みます
③土台となるベースコンクリートを打ち込みます
④ブロックを積んで
⑤ブロックの組積(そせき)工事 完了です♪
↓先行工事が完了した状況です。(別々の異なる物件の写真です)
敷地境界線にブロックを組積し、
建築工事の計画に従って地盤の高さを合わせ
綺麗に整地します。
※この写真では、建物の形状に地盤を掘り下げ
(建物の基礎工事の下準備として下げておきます)
建築工事の工事車両用の駐車スペースのために
道路際に砕石を敷き均してあります。
↑ これは「CP型枠」という商品を積んでいるところです。
見た目はよく見かけるコンクリートブロックと同じですが、この「CP型枠」は普通のブロックとは
全く構造が異なるためより強固な土留めを形成できるため、高低差のある地盤の土留めとして有用です。
※見た目はコンクリートブロックですが、その強度は以下にご紹介する「現場打ち擁壁」と同等です!
↑ 続いては、「現場打ち擁壁」をウィステリアの施工風景を用いてご紹介!
(現場打ち擁壁とは、現場でつくるコンクリートの壁のことです ♪)
↑まずは、駐車スペースとなる部分を掘削し、残土を場外へ搬出・処分。
現場打ち擁壁をつくるためのスペースを確保します。
地盤改良の様子をYOUTUBEで紹介させていただいております。
↑掘削~基礎砕石~捨てコンクリートの工程を経て鉄筋を組んでいきます
↑鉄筋工が終わると、次は「型枠工」となります。
(コンクリートを流し込むための”箱”をつくる工程です)
↑型枠工が終わると、いよいよその中にコンクリートを流し込みます
↑コンクリートが固まって必要な強度が出るまでは”養生期間”を置き、
その後丁寧に型枠をバラしていくと…
ついに!現場打ち擁壁が姿を現します ♪
立派で強固な現場打ち擁壁の完成です!!
その後、現場打ち擁壁の背面も埋め戻し
建築工事で定められた地盤の高さに合わせて
先行工事の完成です ♪
ほとんどの建築工事の場合、規模の大きい小さいに関わらず事前の工事(先行工事)が必要となります。
お家づくりをお考えの際はお含みおきください。
先行工事、仕上げ工事に関わらず、ご新築・リフォーム・リガーデン・アイテムのご検討やご購入など
外構工事のことならどんなことでも、まずは私たちウィステリアにお気軽にご相談ください ♪
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