こんにちは、お庭づくりウィステリアのスタッフです。
外構工事のプランニング、お打合せ回数を重ねていく中で、「どうやらお施主様は迷っているのでは?」と思うのが、
境界フェンスの種類を変えて複数のお見積りを依頼されたときです。
メインガーデンやアプローチ、門周りにはそれぞれご要望に沿う形で図面をご覧いただいてきた中で、
フェンスをあれこれ迷い始めてしまい、どれが良いのだろう、、、となることがあるようです。
そこで、今回はフェンスについて整理してみましょう。
■フェンスの役割。
■フェンスの素材別の良し悪しあります。
■あなたのおうち、設置する場所にあったフェンスはどれ?
■フェンスの役割は大きく3つあります。
ご自宅の敷地とお隣様の敷地あるいは道路などの境界線をフェンスで示します。境界ブロックの上や地面に直接設置することもあります。境界の役割だけでなく、窓や玄関付近などへの視線カット、目隠しの役目もあります。また、狭小地に戸建て住宅が密集する地域や、交通量の多い住宅街では、高さのあるフェンスが遮音の役割を果たします。
■フェンスの素材は、主に、アルミ製フェンス、木製フェンス、樹脂製フェンスが代表的なところです。アルミ製フェンスの優れたところは耐用年数が長い点です。錆がほとんどなく、長持ちします。ただし、強い衝撃が加わると折れたりへこんでしまいますので、強度面ではややマイナスです。破損した場所だけ修繕するにも、専門の工事職人に依頼する必要があります。
また、どうしても素材の性質上、人工的な外観になります。
それに比べて、天然木のフェンスは素材の持つテクスチャから、景観に溶け込み、建物を引き立てます。
また、フェンスの幅も高さも自由に組立ることが出来るので、道具がそろえばDIYで設置することも可能です。手間をいとわなければコストも抑えられます。しかし、耐用年数の短さが気になります。施工から数年で板材が外れたり、柱が腐食して倒れてしまうと、組み立てた時の苦労が水の泡ですね。
では、天然木の見た目の良さを兼ね備えた樹脂製フェンスはどうでしょうか。天然木にない耐久性を持ち、木材のような外観。それだけではありません。木材同様、自由に板や柱をカットし、組み合わせてフェンスをDIYでも設置できます。
一見万能のようですが、短所としては、材料費はそれなりにかかりますので、 施工もプロに依頼するとなるとメリットとして残る外観の良さがどこまで満足できるかがポイントです。複数の樹脂製素材を比較検討してご納得いただくものを選んで頂きたいところです。
■あなたのおうちに合うフェンスは? フェンスの設置場所によって意味合いも違うので、まずは、「境界を示す」フェンスなのか「侵入を防ぐ」フェンスか、または「視線を遮る」フェンスなのかを考えてみると、おのずと迷いが減るのではないでしょうか。
そして、境界フェンスならコストをかけず耐用年数の長いアルミ製フェンス、外観の良さを求める場合には、大手エクステリアメーカーから木調やアルミ素材のカラーを建物外壁とコーディネイトしてお選びいただけます。
フェンスの設置場所が門周りやリビングの前などであれば、目隠しの役割があることと、道路側からも見える場所にフェンスが立ちはだかることになるので、景観を損なわない素材の良さを求めて頂いても良いかと思います。
目隠しの役割をどの程度果たしてくれるフェンスなのか、目隠しの度合いは板間の隙間の少なさでお選びいただけます。迷われたときには、それぞれの素材の特性やフェンスを設置する場所などの特徴も交えてご相談に乗らせて頂きますので、安心して私共ウィステリアのスタッフにお任せください。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。
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