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外構のお話「ハナミズキ」ー日米友好の象徴でもあるシンボルツリー

「ハナミズキ」ー日米友好の象徴でもあるシンボルツリー

こんにちは!お庭づくりウィステリアのスタッフです。

今年も桜の開花が各地で告げられてきました。

ここ三重県でも津市では3月22日に開花だったようです。

これから見ごろを迎えるまで、わくわくしますね。

さて、庭木にはあまり見かけない桜ではありますが、何品種あるかご存じでしょうか?

開花時期が異なったり、花弁の数やピンクの濃さの違いで、日本にはおよそ600種類もの桜が存在するとのことです。

驚きました!

そもそも自然交配しやすい樹木で、代表的な下記の11種がもとになっているそうです。

 

ヤマザクラ(山桜)、オオヤマザクラ(大山桜)、カスミザクラ(霞桜)、オオシマザクラ(大島桜)、エドヒガン(江戸彼岸)、チョウジザクラ(丁字桜)、マメザクラ(豆桜)、タカネザクラ(高嶺桜)、ミヤマザクラ(深山桜)、クマノザクラ(熊野桜)、カンヒザクラ(寒緋桜)

この代表的な品種の中に、よく知られている「ソメイヨシノ」の名前は含まれていません。

「ソメイヨシノ」とは、エドヒガンとオオシマザクラから造られた改良種で、葉が出る前に形の整った花が一斉に咲きそろうのが特徴で、桜並木にうってつけの種類です。

日本の桜並木の約8割がこの「ソメイヨシノ」だそうで、パッと一気に花が咲きそろうイメージはここからくるのでしょうね。

 

ここで、桜並木と並んで日本の街路樹に多く取り入れられている「ハナミズキ」についてご紹介します。「ハナミズキ」と「サクラ」には

日本とアメリカの間の絆を象徴する樹木なのです。

 

アメリカのワシントンD.C.にはポトマック川沿いに日本に勝る「桜」の名所が非常によく知られています。

ポトマックの桜、“日米交流史”の象徴 | nippon.com

このポトマック河畔の桜は、1912年に日米友好の象徴として日本から贈られたもので

した。そのお礼にと、アメリカから日本に贈られたのが、「アメリカハナミズキ」です。

4月から5月になると白やピンクに華やかに彩られる街路を見かけることも多いと思います。一見花弁のような4枚は、正確には花の額(ガク)にあたります。

北米原産の樹木で、花が終わると枝は手のひらほどの葉を広げ、夏には涼しげな木陰をつくってくれます。また秋には赤い実をつけ、四季を通じて庭を彩ってくれる樹木です。

街や庭に1本あると景観も良くなり、一層おうちが映えますね。

 

ハナミズキの仲間には、ヤマボウシという樹木があり、よく似た白い花が咲きます。秋に実るヤマボウシの実は食すこともできるそうですよ!

「ハナミズキ」も「ヤマボウシ」もどちらもシンボルツリーによく使われる樹木です。

樹形がきれいで、季節ごとに表情を変え、庭をにぎわせてくれます。世話もしやすく、扱いやすいという点もいいですね。

 

こうした樹木にまつわる話をきっかけに、樹木の名前を覚えて頂いたり親しんで頂ければ、うれしく思います。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

お庭づくりウィステリアのスタッフでした。

 

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